月別: 2016年8月

ありがとう「紅茶の樹」

紅茶の木k

学校を卒業してすぐの時から、コンサートをさせていただいた喫茶店。
先日、久しぶりに連絡があり、5月末での閉店を知りました。

ある場所でのコンサートを聴いてくれて、
うちでも歌ってくれないか、と声をかけていただき、
毎月、お店でのコンサートの場を設けていただきました。

1ヶ月はあっという間でした。
毎月のテーマを考え、それに基づくプログラムやお話を考えるのは、
大変ではあったもののとても楽しく、
たくさんの曲を勉強する機会を与えていただきました。
大げさではなく、学生時代より勉強していたと思います。

やがて、共演者などを通じて演奏する方も増えていき、
私自身の忙しさもあって、コンサートの回数もだんだん少なくなり、
2年前のクリスマスにコンサートをさせていただいたのが最後でした。

時の経過とともに、色々なことが変わっていきます。
寂しいことも、悲しいことも、もちろんあります。
それらを踏まえながら、私自身も変化しながら、
支えてきてくださった皆様への感謝を忘れずに、
歌っていくのだと思います。
石川さん、ありがとう。そしてお疲れさまでした。
心からの感謝をこめて。

イタリアを案ずる

土田聡子 イタリア

イタリア中部地震を知り、
ミラノのホストファミリーや各地の友人とやりとりをしました。
一様に「心が痛い」という表現が返ってきます。
痛みを共有している、という直接的な印象を強く受けます。

イタリアでは、不幸な出来事を見聞きして
それが遠く離れた場所のことであっても
衝撃のあまり寝込んだり、心臓発作を起こしてしまったり、
という話を聞いたことがあります。
それだけ、人の痛みを自分のことように感じてしまうのです。

イタリアの「痛み」が「力」に変わっていくことを、
私も心から願っています。

軽井沢でのコンサート

土田聡子田中梢中軽井沢0806

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中軽井沢カントリークラブでの田中梢さんのコンサートに参加させていただくことになり、酷暑の東京から軽井沢へ。
気温は思ったほど違いませんが、日陰の爽やかさが天と地ほど違います。
鳥の声あふれるテラスからは緑いっぱいのコースを望み、その向こうに山々。
本物の鳥の声を聴きながら、鳥の声をモチーフにした歌を歌うという、贅沢なコンサートでした。
今回は、お客様ほぼすべてが初めてお目にかかる方々です。
クラシックは勿論、芸術への造詣の深さが伝わってきて、出だしは少し緊張。
でも、ほどなくライブの一体感が感じられてきて、お客様も最後まで温かくお聴きくださいました。
こんなに貴重な経験で、かつ楽しい機会はなかなかありませんでした。

前日から終演後まで、ずっと心温まるお心遣いを賜りました直子様、
そして、私達の演奏を支えてくださった支配人のK様をはじめ、
軽井沢で出会えたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

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閑話休題。
コンサート当日、昼寝している私を置いて、
ピアニストの梢さんと、娘の舞さん、アシスタントのWは、こともあろうに山歩きに出かけてしまいました…。
まるで家族のような三人は、台北でのコンサートの当日も、昼寝している私を置いてルンルンで九份観光に行っていました。
アシスタントの二人はともかく、梢さんのパワーには毎回脱帽です。
そして、昼寝ばかりしている私(笑)。

私の昼寝のさなか、少しうらやましい「スタンド・バイ・ミー」のような画像をご覧ください。

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