イタリア料理

ズッキーニの思い出

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初めてズッキーニを見たのは、ミラノのスーパーでした。
きゅうりみたいなのに、上にカッパみたいな星型がついて、ヘチマみたいでもある。
どうやって食べるのかな?と思っていたら、行きつけのバールでディーナさんが作る大好きなパニーノの中に、いつも入っているものだとわかりました!
パニーニの中のズッキーニは、歯ごたえがあってクセのない緑のローストでした。
今は日本でも手軽に入手できます。
安いものを見つけられれば、1本100円程度。
でも、イタリアでは10本で100円程度なんですよ。
イタリアの食を支える素敵な緑のヒトのことを書いているうちに、
ズッキーニの花にチーズなどをはさんで揚げたフリットが食べたくなりました。

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↑ ズッキーニのパスタです
三種のきのこと共にひき肉と塩仕立てです。

 

 

Proscutto e Melone

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日本で生ハムメロンというと、贅沢極まるみたいな印象があるのかもしれませんが(笑)、
イタリアの生ハムメロン=Proscutto e Meloneは、本家本元の生ハム=プロシュート・クルードが乗っています。
正直なところ、私は甘いものと塩辛いものを一緒に食べるのが苦手でした。
スイカに塩をかける両親を「一体何をやっているんだ…」と奇異の目で見ていました。
でも、夏バテでヘロヘロなある日、友人がお昼に連れて行ってくれた先で出てきたのが、このProscutto e Melone。
「なぜメロンの上にわざわざ塩辛い生ハムを乗っけるのですか!」
と思いましたが、
「夏バテにはこれが一番なんだよ」
日本の小娘がプロシュートの使い方でローマ帝国に物申せるはずもなく、恐る恐る口にしたところ、奇跡が。
甘味と塩味の素晴らしいバランスや、プロシュートの旨み、そしてメロンの喉ごし。
夏バテがスーッと解消する思いでした。
もともと先入観とは無縁ですが、なおのこと先入観は人生をつまらなくする、と思いました。
そんな今夏、初のメロンに生ハムを乗せました。
パルマのプロシュートには到底手が出ませんが、心はイタリアを駆け抜けました(≧∇≦)

イタリアを東京で

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画像は「ニョッキアッラクレーマディピスターキオ」。
イタリア語の発音に近づけるとこうなるのですが「ピスターキオクリームのニョッキ」です。
塩分がほとんどなく、お菓子にも使えそうなピスターキオのペーストを使ったクリームを、キノコとニョッキに絡めたもの。
この小粋なペーストは、再開発で一変したミラノのガリバルディ広場にある「イータリー」に売っていました。
そんなの三越にあるじゃん?とお気づきの貴兄。
その通りではあるのですが、三越のイータリーに置かれているアイテムはほんの一部。
バックナンバーでご紹介した、日本ではほぼ手に入らない「ニョッケッティサルディ」も、ここにはあるのです(≧∇≦)
イータリーそのものは英国資本では?とお気づきの貴兄。
私は思うのです。
美味しいものは、お金の出し手や制度、まして政情と無縁でなければならない。
言い方が強いならば、できれば無縁であったほうが良いと。
なぜなら、日本でいただいたこのニョッキ、すごく美味しかったのです(≧∇≦)

イタリアの家庭料理

ミラノ 家庭料理3

私には、特別なお気に入りのパスタがあります。
「ただいま!」とイタリア・ミラノに帰ると、ホストファミリーのおうちで出てくるパスタ。
初めてこれを目にしたとき、ミラノのホストファミリーのバッボ(お父さん)曰く
「これはね、パスタじゃないんだよ。虫の幼虫(≧∇≦)」
なんて冗談を言ったものだから、信じてしまった…。
日本では、かなりコアなイタリアンレストランに行くと、ごくたまにめぐりあえます。
その名も、サルデーニャのパスタ「ニョッケッティサルディ」。
茹で時間は15分ほどで、普通のパスタより少しかかりますが、風味が良く、独特の食感も最高です。
ミラノはポルタ・ガリバルディにある「イータリー」を始め、まちなかのスーパーでも見つかることがあります。
なんて、幼虫を探してるみたいな書きぶりになっちゃった(笑)
日本では手に入りづらいイタリアのお土産に、いかがでしょうか。
ミラノ 家庭料理2
これは、日本に帰ってきて、ソーセージとブロッコリーにあえたニョッケッティサルディ。
ミラノ 家庭料理1
こちらは、イタリア滞在時にホストファミリーのマンマが作ってくれた、ラグー(肉)のニョッケッティサルディ。